紅茶屋のぶつぶつ
芦屋倶楽部の「私のティータイム」というタイトルで400時詰め原稿用紙に2〜3枚何か紅茶の事を書いてほしいと依頼があった1998年夏。
「紅茶ブームに苦言」などタイトルを完全に無視して始まった少し辛口の紅茶談義。
辛口で多少偏見的な内容も多かったのでそろそろ飽きられるのでは。と思っていましたが、
嬉しいことに飽きられるどころかいつも遅れがちな芦屋倶楽部の発行を待っていただける堀江敏樹のコラムファンも増え続け
また途中からの読者もバックナンバーが読みたいというご要望にお応えしたいという願いが本書の刊行となった次第です。
本書では、堀江敏樹の苦言をもう少し具体的に理解していただくために写真、イラスト、キャプションを追加しております。
拙い内容に併せて、かなり独断と偏見に満ちたところも多々ありますが、その箇所は読者の聡明な判断で修正のほど宜しくお願い致します。