ネパールティーのお話

ネパールティー グランセ茶園

 ヒマラヤを望み、素朴な人々が暮らす国ネーパール。ムジカティーでは2000年代初期から取引を継続しております【グランセ茶園】のお話をしていこうと思います。

ネパールティーの主な生産地は東部のヒマラヤ山麓に集中しているため『ヒマラヤンティー』とも呼ばれています。
ダージリンやシッキムと隣接しているネパールティーは、気候風土がダージリンとほぼ同様で紅茶の質もよく似ていますが、ダージリンティーと比べると日本への輸出量は毎年かなりのばらつきがあり、知名度もそれほど高くありません。

しかし、ダージリンに匹敵するクオリティーの高さと、一芯一葉を手摘みで収穫しハンドロール(手揉み)で製茶する丁寧な仕事に近年じわじわと人気が出ているのも事実です。

ネパールは国営と民間茶園、その他小規模茶園を含めて58茶園あり、グランセ茶園は国営茶園の内の一つです。現在、ネパールティーのほとんどは無農薬に近い有機栽培をしており、その中でもグランセ茶園のものは特に上質なものとされ有機認証を取得しているほどです。

ムジカティーでは知名度とは関係なく、茶商として真剣に扱わなければならない意味から定番の【カトマンズフレグランス】の名で現地でブレンディングをし、年間を通してほぼ安定したクオリティーの商品と、一芯一葉の手摘みとハンドロールで製茶しているクオリティーシーズンティーの【ホワイトティップス】の2種類を現在取り扱っております。



どちらもネパールティーの魅力が詰まった商品ですが、ホワイトティップスの茶葉の迫力とダージリンとはまた違う華やかな香りと春摘みの若いシャープな味わいに魅了されれた人も多いのではないでしょうか。
素朴で穏やかな味わいが魅力のカトマンズフレグランス、フルーティーでフローラルな香りが魅力のホワイトティップス。皆さんはどちらがお好きですか?


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