ティーメジャースプーンのお話

紅茶の茶葉を量るために欠かせないアイテム【ティーメジャースプーン】

色々なメーカーが手がけており、大きさやデザインは様々です。

柄の長いものもあれば短いものもあり、丸いお玉のような形だったりリーフや貝の形だったり。

ティーメジャースプーン(またはティーキャディースプーン)は、18世紀にイギリスで茶葉を量るために作られたと言われており、アンティークとしても人気でコレクターの多いアイテムの一つです。

自分だけの一本


コレクターの多いアイテムとはいえ、実際に使うのは一本に絞るのが良いでしょう。
お気に入りのティーメジャースプーンを長く使うことによって自分の好みの味(自身の基準となる味)に出会うことでしょう。

ティーメジャースプーンは相棒のようなものです。

同じものを使い続けることによって体が、手が自然と基本の分量を覚えていきます。
『いつもの』を覚えていれば、その時々の気分や体調によって分量を変えることも安易になってきます。

誰の手にも優しく、使いやすいスプーン


ムジカティーのティーメジャースプーンは新潟県燕市で作っていただいてます。

全長193mm。なかなかない長さのスプーンです。

ハンドルの表面にムジカティーのロゴであるティーポットとティーカップの絵柄、裏面にはMUSICA TEAの文字をニッケルシルバーの素材に金型でプレス加工をしていただきました。

スプーンの掬う部分がレードル形状のため機械では研磨ができず、研磨歴50年を超える職人さんに荒研磨から仕上げ研磨まで全て手仕事で磨きあげていただいたスプーンは、冷たく角ばった金属であるのにもかかわらず温かみがあり誰の手にも優しく馴染み、使いやすいスプーンです。

ニッケルシルバーに銀メッキを施しているため、使用していくにつれ徐々に色あせていきますが銀磨きでまた綺麗に蘇ります。もちろん色あせた姿も味があって魅力的です。

同じ形のティーメジャースプーンでも使う人によってその雰囲気は変わります。

あなただけの一本を是非見つけてくださいね。