ムジカティーを気軽に飲めたり、買えたりするお店を紹介します。
今回ご紹介するお店は、芦屋市春日町の「『はるのうた』喫茶店」さんです。
喫茶の他にギャラリー、講座、ワークショップ、まちライブラリーなど「人と街を繋ぐ場所にしたい」という思いで2020年6月にオープンされた「はるのうた」喫茶店。
筆者である笹岡もよく利用させていただいて、僕のお気に入りのお店の一つです。
大きな窓ガラスから差し込む日差しが暖かく、ゆっくりとした時間が流れる14席ほどの小さな喫茶店。
窓際のカウンター席でゆっくりと本でも読みながら過ごすのも良し、店主とおしゃべりするのも良し、ふらっと気軽に立ち寄れるそんなお店『はるのうた』喫茶店をご紹介致します。
暖かな日差しが差し込む小さな喫茶店
路面沿いにある大きな窓ガラスが目印の小さな喫茶店。
店名の由来は大好きなスピッツの曲名から。
そして、このお店の地名が「春日町」であること、春にオープンを予定していたこともあり『はるのうた』喫茶店に。
ご夫婦二人で切り盛りをされています。
実はこちらの店主の奥さんである圭子さんは、元ムジカティースタッフ。
今回は圭子さんにインタビューさせていただきました。
人と街を繋ぐ場所にしたい
『はるのうた』喫茶店さんのオススメメニューってどれですか?
「オススメとういうか、人気があるのはムジカさんのサバラガムワですね。」
「ミルクティーがお好きなお客様が多くて、この甘い香りとミルクの相性が良くて皆様に気に入っていただけています。」
「最初からミルクでもいいけど、最初はストレートで、2杯目以降の濃くなってからはミルクティーで楽しんでほしいことはいつもお伝えしています。」
そうなんですね!それは、どの紅茶でも同じ説明をされているんですか?
「いえ、その紅茶にあった楽しみ方をお伝えしています。」
ムジカに勤めている時に、いろんな紅茶を飲んで、触れて、紅茶の魅力を知っていって。
ちゃんとした淹れ方を知っていたら誰でも美味しい紅茶を楽しめる。
高級なお茶だけじゃなく「日常」の中で紅茶を楽しんでもらいたいと思って、私が初めてムジカで教えてもらった紅茶の楽しみ方を沢山の人に知ってほしくて、そんな気持ちで紅茶をお出ししています。
と笑顔で語ってくださいました。
僕はこの言葉を聞いた時胸が熱くなりました。
こう、何というか、ちゃんとムジカが大切にしている思いや心が圭子さんたちに伝わっていて、それがちゃんと引き継がれていて、嬉しくなりました。
ありがとうございます。
紅茶の他にもコーヒーや自家製ミネラル発酵ドリンクなどもありますよ。
自家製ミネラル発酵ドリンクはその時々の旬の果物を使って作っているそうです!
焼き菓子は圭子さんたちで作られたものを提供されているんですか?
「いえ、作っていただいたものを提供しています。」
「お菓子作りが二人とも得意な方ではなくて。笑」
お店を始める時にお店の近くの地域で美味しいスコーンやケーキ、焼き菓子を作って活動されている方にお願いして提供されているそう。
また、人と街を繋ぐ場所にしたいという思いがあり、お菓子の他にもブックカバーなどのハンドメイド雑貨なども取り扱っていたり、まちライブラリーに参加されていたりと色んな人、もの、コトが集まっています。
僕はこの日、全粒粉で作ったスコーンを注文しました。
ザクッ。ほろ。バターの良い香り。
割ったスコーンにホイップといちごジャムをたっぷりと塗って口に含む。
スコーンの粉っぽさが口の中の水分を持っていったら、サバラガムワのミルクティーをゴクリ。
幸せだ。脳内はもうイギリスだ。
最初の一歩
最後に皆さんに伝えたいことはありますか?
「何でも最初の一歩って踏み出すのに勇気がいってなかなか前に進めないことも多いですよね。
私たちは、ギャラリー、講座、ワークショップ、ライブに読書会など、人が集える場所にしたいと思っています。
行きかう人がパッと見たとき「あ、なんか楽しそうやな。」と思ってもらえるようなお店、居場所にしたい。
誰かの挑戦の一歩や、気になるお店に入るはじめの一歩、たくさんの一歩が増えるそんなお店にしたいと考えています。
美味しい紅茶を飲みたい人。
静かにお茶をしたい人。
おしゃべりしたい人。
何かに挑戦をしたい人。
どんな人でも遊びに来て下さい。お待ちしております。」
『はるのうた』喫茶店さんありがとうございました。
定期的に色んなイベントが開催されていますので、興味のある方はインスタグラムをチェックしてください。
『はるのうた』喫茶店
電話番号 | 0797-75-3734 |
住所 | 兵庫県芦屋市春日町3-6-103 |
営業時間 | 火〜土 10:30〜18:30(LO.18:00)、日 10:00〜17:30(LO.17:00) |
定休日 | 毎週月曜日 |
SNS | Instagram @2020harunouta |
2023年2月 取材・撮影 RUKI