皆さんこんにちは。神戸阪急店店長の笹岡です。
神戸阪急店では、1月12日(金)から本日17時までガレット・デ・ロワ博覧会が開催されていました。
ガレット・デ・ロワとは1月6日公現祭(エピファニー(キリストの出現))に由来するパイ菓子です。
中に入っているフェーブ(陶器で出来た人形)が当たった人は王冠をかぶり、その年は幸運になると言われています。
最近ではフェーブの代わりに誤飲防止としてアーモンドが一粒入っていることも多いようです。
数年前からガレット・デ・ロワを見かけるようになり、実際口にしたこともありますが、博覧会なるものが開催されるほど日本でも流行ってきているんだなぁと驚きました。
博覧会当日は僕もお目当てのお店のガレット・デ・ロワを購入しました。
ガレット・デ・ロワの興味深いところはルーツもそうですが、その表面に描かれている模様もまたひとつ。
ガレット・デ・ロワの表面に描かれている模様は4種類あります。
渦巻き状は「太陽」を表し、葉っぱの模様は「月桂樹」、格子状は「ひまわり」、矢羽模様は「麦の穂」を表しています。
それぞれ太陽は「生命力」、月桂樹は「勝利」、ひまわりは「栄光」、麦の穂は「豊穣」などと縁起の良いモチーフになっています。
僕が今回購入したところは太陽の模様でした!
そんなガレット・デ・ロワに合わせた紅茶はダージリンセカンドフラッシュ2023 セリンボン茶園。
少し贅沢な組み合わせにはなりますが、この組み合わせ驚くほどにマッチします。
パイを食べた後に紅茶を一口飲むと、普段よりもダージリンのマスカテルフレーバーがより際立って感じます。マスカテルフレーバーってこの香りのことを言うのね!と感じられずにはいられない。
バターとアーモンドの風味豊かなパイ菓子と、ダージリンの爽やかでいてフルーティーな味わいが絶妙にマッチするんですよね。
ダージリンの他だときっとカトマンズフレグランスも合うでしょう。
爽やかな感じで楽しみたい方は、ダージリン、カトマンズフレグランス、アールグレイなどがオススメです。ミルクティーで楽しみたい方は、アッサム、ディンブラ、ルフナあたりが良いのではないでしょうか。
きっと皆さんにとってのベストな組み合わせがあると思います。
オススメの組み合わせがございましたら是非、教えてくださいね♪
それでは、またお会いしましょう。
神戸阪急店店長 笹岡