【神戸阪急店店長】今年のピーククオリティーヌワラエリヤは一味違う

皆さんこんにちは。神戸阪急店店長の笹岡です。

今年のムジカティーのピーククオリティーヌワラエリヤはもうお召し上がりになりましたか?

今年も一昨年と同じラバーズリープ茶園のものを購入したのですが、今年のピーククオリティーヌワラエリヤはスペシャリティーですよ!というのも、今年のピーククオリティーヌワラエリヤはラバーズリープ茶園さんがムジカティーのために製茶してくださったものなのです。

昨年はどこの茶園のものも、とても優しく柔らかい印象であったためムジカティーは入荷を見送らせていただきましたが、今年はすごくヌワラエリヤのキャラクターがハッキリと表れていて「コレよ~!コレコレ!」とムジカティー一同大満足のクオリティーです。

前回の物も、その前の物も勿論美味しいと思って仕入れておりましたが、ここ最近のピーククオリティーヌワラエリヤは良くも悪くも優等生のものが多かったように思います。なんというか綺麗に型に収まっている感というか。

それは決して悪いことではないし、美味しくて間違いはないんですけど、何て言うんですかね?
ムジカティーが選ぶヌワラエリヤって凄く「俺やで!ヌワラエリヤやで!!」っていうぐらい主張が強めなものが多かったんですよね。

これぞヌワラエリヤ!というぐらい味も香りもガツンとくるパンチ強めなものが多かったのですが、最近の流行りなのでしょうか?届くサンプルが全体的に味も香りも柔らかいものが多く、その中でも特にしっかりとした味と香りを感じられるものを選んできておりましたが、年々選ぶのに時間が掛かるほど「コレだ!」という即決できるものと出会うのが難しくなりました。

農作物なのでその年の気候に左右されてしまうものではあるのですが、日本では特に渋みに対してネガティブな印象を持たれがちなので、もしかするとそんな日本人に合わせて所謂万人受けのしやすいものが送られてきているのかもしれませんね。

今年は「ムジカティーのために作ったよ!」と言うだけあって、味も香りも申し分ないほどヌワラエリヤです。草花のような青い香りの中にも、ふとたまに感じる少しダージリンにも似たフルーティーな香り。舌の真ん中に感じる秀逸な渋みは後からほんのりと緑茶などでも感じる甘みも楽しめます。

水色は綺麗な黄色みがかったオレンジ色。カップの淵にはゴールデンリングも見ることが出来ます。

これから夏に向けて気温もどんどん上がっていきます。
暑い日にこのピーククオリティーヌワラエリヤの爽やかな香りと味わいでスッキリ整ってほしいですね。

それでは、本日はこの辺で。
またお会いしましょう!


ムジカティー神戸阪急店店長 笹岡