【神戸阪急店店長】英国一人旅 ⑮

COSTA COFFEEでモーニングを済ませた後、宿泊先へ戻りタクシーに乗りいざトレゴスナンへ!

といっても今回のリバーガーデンツアーはトレゴスナン本社がある場所とは異なります。
トゥルローから車に乗って約15分。
街から外れ周りは草木のみ。道も狭く、ガタガタ道。
窓の外を見ると川のようなものが見えてきた。
もう少しでトレゴスナン茶園に着くんだ!とワクワクしている内に集合場所に到着。

「えっと…」

辺りを見渡すと干からびた川の跡地。とカモ。
周りは家がが何件も建っていて、これはB&B的なものなのか普通に住んでいるお家なのか分からない。
そして開始5分前になっても人っ子一人来る気配がない。

READING ROOMと書かれているこの建物が集合場所のはずなんだけど、中に人の気配もなければ鍵も閉まっている。

今回僕が申し込んだリバーガーデンツアーはアプリでデジタルチケットを購入し、それをスキャンしてもらうのですが「あと3分43秒後にツアー開始です」と通知が来て刻々と時間が迫ってきます。

「え?!もしかして集合場所間違えた?!」

僕は慌ててツアーを申し込んだ際のメールを確認しましたが開催場所は間違いなくココ。

トレゴスナン社へメッセージを送っても音沙汰無し。

「えー!もうツアー始まるねんけど!」

と焦り散らかしていると、遠くの方から背の低いお爺さんがゆっくりと歩いてくるのが見えました。

「ツアー参加の人?」とお爺さん。

「そうです!」

「私はツアーガイドのロード。よろしくね。」とにっこり。

よ、よかったぁ~~~~~~!!!!(号泣)

「待たせたかな?あと二人参加者がいるから中で待ってようか。」
「おや、入り口の暗証番号何番だったかな?」
「ちょっと待ってね。本社に電話するから…あら?携帯忘れたみたい。」
「ちょっと待っててね。携帯取りに戻るから。」

え、あ、うん。

…もう開始時間なんやけど、QRコード読み取らんでえぇんかな?
まぁ、大丈夫か。なんとかんるやろし、なんとかしてくれるやろう。

とロードの背中を見ながら思う僕なのでした。

つづく