
皆さん、こんにちは。神戸阪急店店長の笹岡です。
今日から関西も本格的に梅雨入りですね。
さて、先日は妻の誕生日でした。
いつからか妻の誕生日にはバノフィーパイを作ることが恒例行事になり、毎年大成功とはいかないのですが、それでも少しずつ上達してきたように思います。
初めて作った時はYouTubeを参考にクッキーを砕いたものをバターで固めて、その上にトッフィー、バナナ、生クリームを乗せて作ったんですが(英国家庭では一般的な作り方)、これがビックリするぐらい甘くて僕らの口には合わず。
「フィリングは美味しいけどクッキー生地がなぁ。」ということで次はパイ生地から作ってみたのですが、生焼けだったり、やけに分厚くなったり、溶けて形がいびつだったり、そして今年は前日から生地の仕込みをして焼成したのですが生地の厚みも形も過去一良く出来たのですが焼きすぎちゃいました。
パーフェクトまではまだもう少し時間が掛かりそうです。
英国菓子ってすごく甘かったり、もっさりしてたり、口の中の水分を全部持っていかれそうなものが多いし、見た目も茶色ばかりで映えとは程遠いようなものが多いのですが、紅茶との相性はどんなお菓子よりも合うものが多いなと個人的に思っています。
今回のバノフィーパイはトッフィー(練乳と黒糖とバターで固めたもの)とバナナの甘み、生クリームのクリーミーな味わい、バターの風味が豊かなショートクラストペイストリー(パイ生地)。
サクサクのパイ生地とねっちりしたトッフィー。この甘いパイにはアッサムやルフナのようなモルティーフレーバーの紅茶は勿論合うし、ディンブラやウヴァのような爽やかな香りとキュッとした渋みのある紅茶と合わさった時は「これが、マリアージュ…っ!」と感動。
紅茶単品でも楽しめるし、お菓子単品でも楽しめるんだけど、でもやっぱり一緒に楽しむって「楽しい×楽しい」って感じがして良いなって思います。次はどんな英国菓子を作ろうかな?
それでは、今日はこの辺で。またお会いしましょう。