【神戸阪急店店長】ヴィンテージウヴァの香り

皆さんこんにちは。
神戸阪急店店長の笹岡です。

気が付けば阪急英国フェアも終わり、
10月だというのに夏のような暑さが残っているなと思っていたら、
ヴィンテージウヴァの入荷と共に秋らしい涼しい風が吹いてきましたね。

ヴィンテージウヴァ、入荷しましたね!

スリランカのハイグロウンティーであるウヴァは年中生産されていますが、
ウヴァ特有の爽快感のあるサロメチール香は、この時期ならではの特徴です。

基本的に旬もの以外のウヴァはこのサロメチール香はなく、水色は紅茶らしい色で、味、香りの特徴はクセのないものであることが多いためブレンドティーとして使われていることも多い紅茶です。

この香りは7月~9月の時期の雨量によってその強弱が決まります。

雨の多い年は香りがあまり強くなく、しっかりとこの時期に乾燥した年はこの香りがしっかりと表れる傾向にあります。昨年は天候に恵まれずヴィンテージウヴァの入荷を見送りましたが、今年はウヴァらしい香りが楽しめるものを見つけることが出来て僕らもとても嬉しいです。

早く皆さんにも召し上がって頂きたいな。

紅茶の香りの成分というのは面白いもので、どの紅茶の葉にも同じ香り成分が含まれていると言われています。
ウヴァ特有の香りも、ダージリン特有の香りも、アッサムやディンブラの香りも。

同じ成分が含まれているけれど、産地の場所や、製茶の仕方、天候など、色んな条件でその成分の出方が変わっていきます。だから、ヌワラエリヤのピーククオリティーシーズンのものの中にもウヴァに似た芳香がするものがあったり、逆もしかりで。

紅茶と科学という観点から見ても紅茶って面白いんですよね。

中にはこの香りを着香しているものだという人もいてますが、そういった紅茶は茶園独自が行っているプライベートセールなどから流れてくることはあっても、ティーオークションを通して正規のルートで入ってきているものに関しては流れてくることはございませんのでご安心ください。

ムジカティーの紅茶は正規ルートを経て仕入れています。


今年のムジカティーが仕入れたヴィンテージウヴァは、この時期ならではの爽快感のあるサロメチール香をしっかりと楽しんでいただけます。渋みは柔らかめですので、ガツンとしたパンチのある味わいをお求めの方には、もしかすると少し物足りなさを感じるかもしれません。

今年のヴィンテージウヴァは最初の一杯目、二杯目はストレートで楽しんでいただけます。
三杯目はウヴァらしいガツンとパンチの効いた渋みが出てきますので、お好みでミルクを入れてお楽しみください。


Tea Saloon MUSICAでは、アップルパイとのセットメニューが今年も始まりました。
アップルパイとウヴァのセットは大阪堂島時代からの人気メニューです。
今度のお休みの日に僕も食べに行こうかな。

いや、それともお家でタルトタタンを作ってみたいという想いもあるからなぁ。
うーん、悩ましい。


涼しくなるとオーブンをぶん回したくなりますね。
お菓子作りにパイ作り。それに合わせる紅茶。

今年の秋冬も良いお茶の時間を過ごせそうです。


それでは、またお会いしましょう。