【神戸阪急店 店長】紅茶の保存方法について

皆さんこんにちは。神戸阪急店店長の笹岡です。

紅茶専門店に勤めてかれこれ12,3年になる僕ですが、「美味しい紅茶の入れ方」と同じくらい「紅茶の保存方法」についてよくご質問をいただきます。

紅茶の保存については、直射日光を避ける、冷蔵庫・冷凍庫に入れない、高温多湿を避ける。です。
基本的には常温保存で問題ございません。

直射日光を避けたいので透明な瓶やガラスなど光を通す容器に入れると劣化が早まります。
また容量が少なければ少ないほど劣化するスピードも速いです。
僕はムジカに勤める前は、透明なガラスの容器にサンプルの茶葉を10g~15gほど入れているお店に勤めていたのですが、2週間です。2週間で中身を交換していました。物にもよりますが2週間以上経つと香りは飛びます。

冷蔵庫などに入れると紅茶は周りの香りを吸収する性質を持っているため脱臭効果を発揮し、紅茶の香りが飛ぶ原因に繋がります。また高温多湿を避ける理由と同じく、冷蔵庫で出し入れする際に中で結露しカビが生える原因になります。

紅茶は腐ったりはしませんが、さすがにカビが生えたら飲めないのでやめましょう。
お腹壊しちゃうかもしれませんからね。

紅茶は封さえ開けなければ2年3年と保ちますが、開封したらなるべく早く召し上がってください。

好きな紅茶に出会ってお家に持って帰ったら、まず光の通さない容器に入れましょう。
容器がない場合は袋のままでも構いませんのでしっかりと密封してください。
あと間違っても乾燥剤はいれないでくださいね。品質が変わってしまいます。アレは良くない。

僕はムジカティーの缶も勿論使っていますが、蚤の市に行ったり、英国フェアに行ったときに出会ったアンティーク缶やキャニスターに入れて保管したりしています。

缶のデザインなどもその時代背景を垣間見れたりして面白いですよ。

皆さんもお気に入りの容器に入れてティーライフを楽しんでくださいね♪

それでは、また明日お会いしましょう!

神戸阪急店店長 笹岡