【神戸阪急店店長】ごらん、プライドオブスリランカ

「ごらん、プライドオブスリランカ。これが神戸阪急やで。」

皆さん、こんにちは。神戸阪急店店長の笹岡です。

先日、お客様から「プライドオブスリランカがX(旧Twitter)でバズっていますよ!」と教えていただきました!

「バズってるって何?!なんかあった?!」と思いながら恐る恐る見に行ってみたら『プライドオブスリランカいいぞ』というハッシュタグを作っていただいていたり、皆さんのプライドオブスリランカに対する思いのたけが溢れていて読んでいてジーン…としちゃいました。

「ムジカデビューした紅茶はプライドオブスリランカだった。」
「濃いミルクティー好きがこぞって溜め込む関西の老舗MUSICAの名作!」
「これを飲まずにミルクティーを語ることなかれ。」
「私はこのお茶を生涯飲むことでしょう。」

などなど、嬉しいポストがいっぱいでした。

中にはプライドオブスリランカに「ごらん、プライドオブスリランカ。これが○○やで。」と景色を見せているポストも見かけました。

面白いこと考えるなぁ!と感心しちゃいました。笑

じゃあ、僕も!と便乗して冒頭になります。


数年前に、ムジカティー二代目の堀江敏樹にプライドオブスリランカ、ラグジュアリーセイロン、アフタヌーンブレンドがどうして誕生したのか質問したことがあります。

堂島ブレックファストはイングリッシュブレックファストをイメージして作った日常紅茶に対して、モーニングブリーズは日本人の嗜好に合わせて作ったモーニングティー。

そんな日常紅茶が少し物足りなくなった人に向けて作ったブレンドが、アフタヌーンブレンドラグジュアリーセイロン

では、プライドオブスリランカはどういった理由で生まれたのか気になった僕は敏樹さんに教えてもらいました。

「笹岡君はイギリスで最も流通している茶葉の形状って何か知ってるか?」

「CTCとかBOP(ブロークンオレンジペコ)ですか?」

「それらよりももっと細かいファニングスって言われてるんや。」

「実は、ムジカのブレンドや商品のラインナップはイギリスの紅茶文化をリスペクトしていて、それに沿って商品展開しているんやで。昔ながらのな。」

その当時、ミルクティー文化を根付かせた当イギリスに輸出されている紅茶の多くが、スリランカ(セイロン)のファニングスというところから、イギリスの紅茶文化に沿って商品構成をしているムジカティーでは「スリランカの誇り」として誕生したのが「プライドオブスリランカ」というわけです。

そして、茶葉の形状が細かい、ブロークンされているもの=安物、粗悪品、クオリティーの低いものとよく勘違いされている方が多いですが、茶葉の形状(大きいや小さい)で紅茶の品質や価値が決まるわけではないということをこの紅茶を含めたブレンドティーで伝えたいということ。

そんな思いからムジカティーのブレンドは誕生しています。

だから、今回SNSで話題になったのがプライドオブスリランカで僕は嬉しかったです。

皆さん、プライドオブスリランカを愛してくださってありがとうございます。
これからもプライドオブスリランカと素敵なティータイムをお過ごしくださいね。
それだけで、僕はもうとても幸せです。

それでは、また来週お会いしましょう。

ムジカティー神戸阪急店店長 笹岡