翌朝、目が覚めると天気は雨。時計を見ると午前6時。
せっかくの休みだというのに体はいつも通りの時間に目覚めるものなんだなぁと感心しつつ、二度寝するのもなんだしおとなしく起床。
ゆっくり支度を始めながら朝食までの時間を過ごしました。
7時半になったし朝食に向かおう。
フロントには昨日と違った若い女性が「おはよう、よく眠れた?」とあいさつしてくれたので「よく眠れたよ。朝食ってもういける?」と聞くと「えぇ、こっちよ。ついてきて。」とレストランまで案内してもらいました。
英国の楽しみの一つが朝食です。そう、イングリッシュ・ブレックファスト。
ホテルやB&B、その他にもカジュアルなカフェや朝から営業されているパブなどで提供されていることが多く、ワンプレートに英国の美味しいと夢と希望(大袈裟)が詰まった素敵な朝食なのです。
肉厚なソーセージ、カリッと焼かれたベーコン、オーブンで綺麗に焼かれたトマト、大きなマッシュルーム、大人な味のブラックプディング、黄身が勝負の目玉焼き、そしてベークドビーンズ。
これらが一つのプレートに盛り付けられていて、薄い食パンと一緒に食べるのです。
あとはヨーグルトやフルーツをお好みで取りに行ったりします。
「朝食は何にするか決まった?」
「勿論、フルイングリッシュ・ブレックファストで。」
「いいわね。最高の選択よ!」
「ありがとう!」
「飲み物はどうする?紅茶とコーヒーどっちがいい?」
「紅茶でお願い。ミルクも一緒にお願いします。」
「Lovely♪」
イギリス人、朝からめっちゃ褒めてくれるやん。
自己肯定感爆上がりでニコニコしながら待っていると良い香りとともにやってきました。
フルイングリッシュ・ブレックファストが!
どっひゃー!美味しそう!お腹の音も止まりません!笑
写真の手前に映る黒い物体がブラックプディングなのですが、全然レバー臭くなくメッチャ美味しかったです。ヘタ付きトマトも美味しい。マッシュルーム黒すぎてびっくりしたけど、焦げてるわけじゃなくてホッとした。肉厚でジューシーなマッシュルームはイギリスならではな感じがします。
ソーセージにベーコン、目玉焼きにベークドビーンズ、そしてここはハッシュドポテトもついてきました。最高。
英国料理は美味しくないなんてよく言われてるけど、美味しいから!英国料理!
ビックリするぐらい不味いのもあるけど、何でウナギを寒天で固めよう思ったん??って思うようなやつもあるけど、美味しい料理も多いから!!安心して英国食を楽しんでほしいです。
他の宿泊者さん達も楽しく談笑しながら朝食を楽しんでいました。
お腹も心も満たされたところでジョーとキャサリンに連絡。
「おはよう。僕はいつでも大丈夫です。」
「OK、10時半に迎えに行くね。」
外を見てみるとすっかり雨も上がり太陽が見えている。
ホテルの庭では大きな犬が2匹楽しそうに駆け回っている。
さぁ、いよいよ英国旅行の大本命。茶園見学の始まりです!
つづく