【神戸阪急店店長】英国一人旅 ㉖

アフタヌーンティーを楽しんだその日の晩、シドさんと智恵子さんのお家に宿泊させてもらい、3人で晩御飯を楽しみながらこれまでの旅を振り返りました。

英国に向かう飛行機で少しナーバスになっていたこと、ヒースロー空港に着いてと開き直ったこと、GWRで飲んだトレゴスナンティーに緊張をほぐしてもらったこと、ジョーとキャサリンの茶園で感じた生産することの大変さと素晴らしさを改めて感じたこと、英国の朝食がとっても美味しかったこと、スコーンが笑えるくらい大きかったこと、羊が可愛かったこと、トゥルーロの人たちが皆親切だったこと、トレゴスナンのショップがムジカに似ていたこと、トレゴスナンのリバーガーデンが美しかったこと、ロードを含めツアー参加者が皆凄く優しかったこと、パブでのフットボール観戦が大盛り上がりだったこと、寝台列車の通路が思った以上に狭かったこと、少し車酔いしたこと、英国で初めてLuckyとあだ名をつけてもらったこと、ロンドンの都会ぶりに驚いたこと、智恵子さん、シドさん、ケンさんに会えて嬉しかったこと。

語りだしたら止まらなくて、ムジカの話や、スリランカツアーの思い出話、紅茶の話、そして未来の話。わはは!と大声で笑ったかと思えば、真剣な話をしたり、また、わはは!と笑ったり。
気が付けば深夜2時過ぎ。慌てて就寝しました。

楽しい時間はあっという間で、本当にあっという間に最終日。

最終日はシドさんと智恵子さんのオススメのポルトガル料理のお店でランチを楽しんだり、お土産を買いにスーパーマーケットをはしごしたり、弾丸でビッグベンを見に行き、そしてお別れの時間。


帰りのチューブ(地下鉄)は凄く混んでいて、流されるように奥へ進んでいる内に電車は出発し、智恵子さんとシドさんに手を振ることもできないままヒースロー空港へと向かいました。


無事空港に着き、搭乗手続きも問題なく済ませ、あとは飛行機に乗るだけ。

英国旅でお世話になったジョーとキャサリン、ロード、リザ、ハリー、智恵子さんとシドさん、ケンにお礼とまた来るねとメールを送り、日本にいる妻と勇真さんに今から帰国しますと連絡。

ムジカに勤めて10年という節目にいただいた特別休暇。

5泊6日の英国一人旅。

勇真さんをはじめ、ムジカティースタッフの皆と神戸阪急グレイスフルテーブルの皆さん、そして妻の協力があって今回英国に行くことができました。本当にありがとうございます。

今回の旅を通して紅茶専門店のいち販売員としても学びある、心に残る大切な旅になりました。
また、基礎英会話もままならないのに一人で海外に行ったという経験は、僕にとってとても有意義な経験となり、また一つ、人として成長できたように思います。

紅茶、人、自然、食事、文化。
どこを切り取っても、何度思い出しても温かい気持ちになる、本当に良い旅でした。

この英国一人旅を投稿してから多くの方に「英国ブログの更新楽しみにしています!」「神戸阪急店店長のブログのファンです!」ととても嬉しいお言葉を頂戴することがとても増え、僕自身とても励みになりました。ありがとうございます。

さて、今回でこの【神戸阪急店店長】英国一人旅シリーズは一旦完結です。
また、思い出に更けて投稿する日もあるやもしれませんが、今回のこの投稿が最終回ということで一度締めくくらせていただきます。

皆様、長らくのご愛読ありがとうございました。


最後に、この記事を書いている数日前にジョーとキャサリンが作った緑茶が英国のティーアワードで表彰されたと報告がありました。英国のフォートナムアンドメイソン本店でダートムーア茶園の茶が並ぶ日も近いかもしれません。

ジョーとキャサリン、そしてダートムーア茶園のご多幸を心より願っています。