皆さんこんにちは。神戸阪急店店長の笹岡です。
よく「紅茶を学びたいのですがオススメの教室はありますか?」「ムジカさんでは教室はされないのですか?」「紅茶の仕事に就くためには資格が必要なのでしょうか?」とご質問を頂戴することがあるのですが、紅茶の仕事に就くために紅茶の資格は必要ありません。
【紅茶 資格】で検索すると、ティーアドバイザー、ティーコーディネーター、ティーソムリエなど色んな資格の名前が出てきますが、これらはあくまでも個人が出している民間の資格であり、国家資格や公的資格ではないので履歴書に書いて何か有利に働くかと聞かれると微妙なラインです。
その企業が求めているものにマッチしているかどうか。だと思いますし、ムジカティーに関しては、紅茶の資格があるからと言って必ずしもプラスに働くということはないです。
資格があることよりも、どれだけ紅茶と向き合えられるかが大事です。
本で勉強するも勿論良いことです。
紅茶教室に通って紅茶の歴史やマナーを知ることも良いことです。
YouTubeやインスタグラムなどのSNSで情報を仕入れることだって悪いことじゃないです。
僕も実は紅茶教室に通って資格を取得した経験があります。
その教室に出会ったから紅茶に興味を持ち、紅茶の仕事に就きました。ムジカに勤める前は別の紅茶専門店に約2年ほど勤め、紅茶教室運営のサポート(通っていた紅茶教室とは別)、オンラインショップの運営、カフェ営業、店頭販売と様々な経験をさせていただき、もっと紅茶の深いところまで学びたい!もっと触れられる仕事がしたい!と思っていた時に、ムジカが大阪から芦屋に移転し従業員の募集をかけていることを妻から連絡が入り、直ぐ!ムジカに面接依頼の連絡をしました。
僕は今、すごく有難い環境で紅茶と向き合えていて幸せです。
正直、ムジカ以上に紅茶と向き合えて学べて働くことが出来る会社ってなかなかないと僕は思っています。なので、僕はムジカで紅茶人生を終えるつもりでいています。
ここ2,3年何度か別の企業様からお誘いをいただいたこともございますが、僕はムジカ以外の企業に転職してこの業界で働くつもりは毛頭ございませんので丁重にお断りさせていただきました。
もはや推し活に近いのかもなって最近思います。僕がムジカで働いているのって。
ムジカっていう企業に対しても、堀江勇真という人物に対しても、その他の従業員皆に対してもリスペクトしかなく、烏滸がましいですが、この人たち、この会社を幸せにすることが僕の頑張れる理由なのです。
話が脱線しましたが、教室というのは共通の趣味や好きが集まる一種のコミュニティーみたいなものなので、それはそれで僕は良いものだと思います。資格取得云々は置いといて。
で、紅茶の仕事に就きたいのであれば、まず紅茶を飲むことです。
ペットボトルや紙パックの紅茶飲料ではなく、紅茶に香りを付けているフレーバーティーではなく、まず、急須やティーポットを使って熱湯で入れたオーソドックスティーを飲むことです。
オーソドックスなプレーンな紅茶を知って初めてフレーバーティーやアイスティー、ロイヤルミルクティー、チャイ、水出し紅茶などがどういうものなのか、それらの歴史などを理解することが出来るのです。何でもまずは基本が大事だと僕は思います。
勿論、企業によっては資格者大歓迎のところもあると思います。
要するにあなたがどうなりたいか。これに尽きます。
紅茶の資格を取ってその先どうしたいのか。
紅茶専門店に勤めてどうなりたいのか。
どうして紅茶に携わりたいのか。
向き合いたい理由は何なのか。
と、まぁそんな偉そうなことを書いている僕ですが「紅茶って面白い!」から始まった紅茶人生です。
そんなもんで始めたって良いと思います。
ムジカティーではレッスンはしておりませんが、美味しい紅茶の入れ方教えてほしいと言ってくれればその場でコツやポイントをお伝えしますのでお気軽にどうぞ。
それでは、今日はこの辺で。
神戸阪急店店長 笹岡